不倫の証拠収集に悩む方必見!証拠収集の目的と種類

パートナーの不倫が発覚した際、まずはじめに「証拠を集めよう」ということが頭に浮かぶ方は沢山いらっしゃると思います。しかし、いざ証拠を集めるとなると、どんな証拠を集めれば良いのかわからないもの。今回は証拠集めをする前に知っておきたいポイントをご紹介します。不倫の証拠集めにお悩みの方、必見です。

目次

目的によって必要な証拠は違います

不倫の証拠収集を行うにあたり、まず重要なことは「目的によって必要な証拠の種類が異なる」ということです。闇雲に証拠を収集しても、目的によってはその努力が無駄になってしまう可能性もあります。何のために証拠を集めるか、目的を考えるところから始めましょう。

「パートナーとの和解を望む」場合

法的に必要な証拠はないが…

パートナーと離婚する気はなく、不倫をやめてもらい、婚姻関係をやり直したいという場合。基本的にパートナーとあなた、当事者同士の話し合いになることと思います。このケースでは、重要なのはパートナーが不倫を認めるという点になりますので、法的に必要となる証拠はありません。しかし、パートナーにしっかり浮気を認めさせ、浮気を繰り返さないよう誓約書を書いてもらうためには、不貞を明らかにできる決定的な証拠入手が必要となります。また、パートナーはもちろん、浮気相手にも誓約書を書いてもらうためには、浮気相手の特定も重要となります。

パートナーから離婚を切り出される可能性を考えた場合…

不倫をやめるよう話し合いをするにあたり、パートナーから別れを切り出される可能性があるかもしれません。あなたが離婚したくないという意思を強く持つのならば、不貞の証拠、すなわちパートナーが不倫相手と肉体関係にあることを明確に示せる証拠を準備しておく必要があります。

離婚はどちらかの意思だけでは成り立ちません。両者の同意が必要となります。当事者同士の話し合いで決着がつかない場合、第3者である調停員を交えて話し合いを行うことになります。それでも意見が割れる場合は、裁判へと発展します。不貞の証拠を示すことができれば、法的にあなたの意思が有利になります。つまり、あなたが離婚をしたくないと考えるのならば、裁判で優位に立つためにも証拠入手が重要となるのです。

「離婚を望む」場合

肉体関係を明確に示す証拠が必要

離婚をするには、パートナーとあなた、両者の同意が必要になります。まずは当事者同士で話し合い、折り合いが付かなければ調停員を交えて、それでも決着がつかなければ離婚裁判を行うことになります。あなたが離婚を望み、パートナーとの話し合いで同意を得られるのであれば、法的に求められる証拠はありません。(もちろん、慰謝料請求や誓約書を書いてもらうためには、不貞の証拠が必要となります。)
パートナーが離婚を拒否した場合、裁判へと発展していきますが、この段階であなたが優位に立つためには、肉体関係を明確に示せるように証拠集めをしておく必要があります。肉体関係を示すことができない場合は、いくら証拠を集めていても法的には弱くなってしまうため気をつけましょう。

「慰謝料を求める」場合

肉体関係を明確に示す証拠が必要

パートナー又は不倫相手に対し慰謝料を請求する場合は、肉体関係を明確に示す必要があります。離婚をする気はないけど慰謝料を請求したい、話し合いで離婚することになったが慰謝料はしっかりもらいたい、どんなケースにおいても慰謝料請求を選択肢にいれている場合は、必ず肉体関係を示す証拠をおさえておきましょう。

肉体関係を明確に示すためには

証拠には2タイプあります

会う約束をしたSNSのトーク画面から、不倫現場を抑えた写真まで、一口に”不倫の証拠”といっても数多くありますが、それらは「肉体関係に関する証拠」と「それ以外の証拠」の2タイプに分類されます。

肉体関係に関する証拠の例

  • 不倫相手と肉体関係にあったことを明確に言葉にしている自筆文や音声
  • 不倫相手の家やラブホテルへ出入りする写真

それ以外の証拠の例

  • デートの約束や、2人で飲みに行ったことを示すSNSでのやりとり
  • 「愛してる」といったSNSやりとりや通話の録音
  • 2ショット写真

複数の証拠があると有利

2人きりでの旅行写真を入手したとしても、その1枚だけでは「ただの友達」と言い訳されてしまう可能性もあります。ラブホテルの領収書であっても「ビジネスホテル代わりにひとりで泊まった」と言い逃れされてしまう可能性も…。確実に肉体関係を示すということは、論理的で、言い訳ができないようにしなければいけません。ラブホテルの出入り写真があれば、それ単独でも十分な効力をもちます。しかし、それ以外の証拠の場合は、複数の証拠を収集していく必要があります。

証拠収集は探偵依頼を検討しましょう

SNSや領収書からでは、不貞を明らかにするための証拠を集めること困難です。万が一パートナーに不倫の証拠収集がばれた場合は、その後の証拠収集は間違いなく困難となってしまうでしょう。また、肉体関係を示す証拠の確保には時間的・体力的な困難に加え、精神力的にも厳しいケースが多いかと思います。そのため、ご自身ではあまり深追いをせず、証拠収集はプロである探偵への依頼をおすすめします。

弊社では無料相談を実施しております。

何度でも、何回でも、無料でご相談を承りますので、お気軽にご連絡ください。

まとめ

  • 不倫の証拠収集をするにあたって、まずは目的を考えるようにしましょう。
  • 和解を望む場合、離婚を望む場合、慰謝料請求する場合、どんなケースにおいても証拠を入手するに越したことはありません。
  • 証拠収集は、プロである探偵に依頼をするのが得策です。無料相談をご活用ください!
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