探偵は信用できる?探偵を選ぶ前に知っておきたい探偵業法

探偵というと、なんとなく怪しいイメージがあり、「結局信用できるのか?」と不安をもたれている方もいるのではないでしょうか。

実際、探偵社を選ぶ際には、どの会社が適切なのか判断が難しいところかと思います。
生活に身近な仕事であれば、どんなことをやっているのかイメージしやすいですよね。イメージしやすいからこそ、たとえばホテルや引っ越し業者を選ぶための基準は、多くの方が持ち合わせていると思います。しかし、探偵という仕事は身近とは言い難いです。「ホテルや引っ越し業者と同じようには、信用できる探偵を選ぶことはできない!」と感じている方は多いのではないでしょうか。

そこで、適切な探偵社を選ぶためにも、まず知ってほしいことがあります。
それが、平成19年6月20日より施行された「探偵業の業務の適正化に関する法律」(以下、探偵業法と呼びます)です。

目次

そもそも探偵は信用できるのか?

“怪しい業者”は減少している?

探偵に対し、なんとなく怪しいイメージをもたれている方もいるかもしれません。確かに一昔前までは、怪しい探偵業者も少なからず見受けられました。しかし、平成19年6月20日より施行された「探偵業の業務の適正化に関する法律」により、探偵業の適正化は進みました。そして近年そういった”怪しい業者”は減少してきています。

探偵業法の目的

警視庁Webサイトでは、この探偵業法の目的について以下のように記載しています。

探偵業について必要な規制を定めることにより、その業務の運営の適正を図り、もって個人の権利利益の保護に資すること

警察庁Webサイト

つまり、この探偵業法により「探偵の業務は適切に規制されていて、適正な運営をしていない探偵業者は法律違反となりますよ」ということが担保されているといえます。
そもそも探偵は法に触れるような仕事をしているのではないか…と不安を覚える方がいらっしゃるかもしれません。しかし、実は法律に基づいて実施されている仕事なのです。

よって、探偵という仕事そのものは、意外にも(?)法律に基づいた業務であり、正しい会社であれば信用できるといえます。
反対に、この法律に反する探偵社は”信用できる”と言い難いです。

探偵業法の主な内容

この探偵業法が定められる前には下記のような問題が発生していました。

・調査依頼者との間における契約内容等をめぐるトラブルの増加
・違法な手段による調査、調査対象者等の秘密を利用した恐喝等、従業者による犯罪の発生

警察庁Webサイト

探偵業法ではこれらの問題発生を防ぐための条例が定められています。
その内容を一部ご紹介します。

探偵業務の定義

探偵といっても、「調査のためなら何をやっても良い」というわけではありません。
本法律では、探偵業務として行える調査の範囲が定義づけられています。

  • 依頼を受け、対象者の所在又は行動についての情報であって依頼内容に係る情報を収集することを目的とする。
  • 調査方法は面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法による実地の調査とする。
  • その調査の結果を当該依頼者に報告する。

依頼者と探偵業者間での契約に関する条例

契約に関するトラブルが相次いでいる背景から、契約についての条例が定められています。

  • 契約締結の際には、契約内容を明らかにする書面を交付しなければならない。
  • あらかじめ、依頼者に対し、契約の重要事項について書面を交付して説明しなければならない。
  • 依頼者から、調査結果を犯罪行為、違法な差別的取扱いその他の違法な行為のために用いない旨を示す書面交付を受けなければならない。

その他詳細について、警察庁のサイトに探偵業法の内容がわかりやすくまとめられていますので、興味のある方はこちらをご覧ください。

信用できる探偵会社をどうやって見抜くか?

探偵業法という法律があると認識していただけたと思います。ではその上で、法律を守って適切に運営しているといえる”信用できる探偵社”をどのように見抜くことができるか、ポイントをご紹介します。

とはいえ、探偵業は決して特殊な業界ではなく、基本的な仕組みは他の業界と同じです。
たとえば探偵になる経緯をひとつとってもそうです。中には脱サラからいきなり探偵業を始める人もいるかもしれませんが、多くの個人探偵社が他の探偵会社で経験を積み、その経験を活かして独立しています。「大手だから調査力が高く、個人は低い」なんてことは決してありません。個人経営のおいしいレストランもありますよね。それと一緒です。
名前で判断せず、以下のポイントを参考にご検討ください。まずは無料相談をご活用することをおすすめします!

探偵社は国に届出を出す

探偵業法に則り、探偵社は国へ「探偵業をやります」という届出を出す必要があります。そこで探偵会社としての最低限の資格はチェックされているのです。届出をしている会社には届出番号が付与されますので、探偵業者選びの際にはこの届出番号が明記されている会社を選ぶようにしましょう。
ホームページやオフィスへ掲示されるものですから、簡単に確認することができます。

1点注意すべくは、探偵能力を審査するわけではなく、法に定められた基準を満たせば誰でも届出を出すことができるという点です。ただ、それすらも実施していない探偵社には間違っても依頼しないよう、お気を付けください。

確認すべき様々なポイント

他にも注意すべきポイントは沢山あります。基本的な点から見落としがちな点までまとめておりますので、以下の記事をぜひ参考にしてください。信用できる探偵社を選ぶためにも、皆様をサポートできれば幸いです。

信用できる探偵はいます!

探偵業法は依頼者と探偵業者、双方を守るための法律です。
探偵への依頼を考える際には、適切な探偵を選ぶためにも、ぜひ法律も参考にしてください。
そのうえで、ご自身が信用できると考えられる探偵社を探してください。

弊社は探偵業法に則った運営を実施しております。
まずはぜひ、ご連絡ください!

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